軽井沢に人口を増やす必要あるの?

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軽井沢に人口を増やす必要あるの?

藤巻町長は色々なところで、「過疎化していく市町村が多い中で、軽井沢は人口が増えているのはありがたい」と言っている。軽井沢にとって人口が増えることとは・・・

軽井沢のあちこちに住宅が密集

ここ数年、藤巻町長は色々なところで、「日本は少子化になる。過疎化していく市町村が多い中で、軽井沢に人口が増えているのはありがたい」と言っている。さらに「人口が増えれば家も増える。緑地が減るのは必然」と言って、その発言が問題になったこともあった。

本当にそれでありがたいのか。

もともと寒冷地の軽井沢は人口が少なく、だからこそ自然が豊かで小動物がいきいきと過ごし、珍しい高原植物も育ち、清澄な空と風につつまれた避暑地として成り立ってきた。

標高1000mの高原軽井沢は山に囲まれ土地は多くない。人口が増える昨今は崖のような所を削って土地を販売している。それは実に危険だ。長野県が行った「土砂災害警戒区域」の調査では旧軽井沢、新軽井沢だけでもレッドゾーン、イエローゾーンは120箇所以上にのぼる。軽井沢全体を見れば膨大な数になる。開発によって、動物たちが暮らす森も分断されている。

これ以上人口を増やすことはトラブルも多くなる。軽井沢のブランドを守るためにもこれ以上増やすべきではない。

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