軽井沢町長選 現職VS新人。出馬の意向を示す

目次

現職 藤巻進氏、4期出馬へ意欲

任期満了に伴う軽井沢町長選は、来年1月17日告示、投開票は1月22日に行われる。

現職の藤巻氏は9月15日の町議会最終日で正式に出馬の意向を明らかにした。立候補を決意した理由として、G7外相会合が行われること、町役場の庁舎建設、町政100周年記念事業を挙げ、「ここで退くことになれば無責任さが残る」と述べた。

藤巻氏は71歳。無所属。東洋大中退。2007年まで町議3期、2010年まで観光協会長を務め、2011年に町長に初当選。「軽井沢の50年後、100年後を考える」をテーマに風土フォーラムを立ち上げた。今期で3期となる。

新人・土屋三千夫氏出馬へ


軽井沢町出身の土屋三千夫氏(会社経営)が9月16日に軽井沢町長選に出馬する意向を明らかにした。10月4日に記者会見し、正式に表明する。「軽井沢の真価が徐々に失われてきた。自然の美しさを取り戻し、レベルアップすることが必要。このままではふるさとがだめになる。上質な軽井沢を築き、未来へつなげたい」と出馬する理由を挙げた。

土屋氏は65歳。無所属。軽井沢中学、上田高校へと進み、早稲田大学卒業後、ミネベアやロイターなどで海外勤務。ドイツでは欧州財務責任者を務めた。帰国後、会社経営のかたわら、軽井沢文化協会事務局を手伝い、軽井沢の歴史文化始め、町の長期振興計画や環境計画などを研究した。

気に入ったらシェア
  • URLをコピーしました!
目次