軽井沢から消えた緑は東京ドーム何個分?

軽井沢から消えた緑は東京ドーム何個分?

久しぶりに訪れた人は軽井沢のあまりの変わりように驚く。森に囲まれていた別荘地の中は更地になって樹木が消えている。町のあちらこちらにホテルやマンションが建っている。いったい、15年の間にどのくらいの緑地が消えたのか?

豊かな自然は軽井沢の財産。そこには動植物がたくさん生きている

軽井沢から消えた緑は100ha、東京ドーム約22個分

今まで林だった土地、畑だった場所には家が立ち並び、首都圏近郊のような住宅団地になっている所もどんどん広がっている。いったい、どれくらいの緑地が消えたのか?令和3年7月に別荘関係者との会合の際、藤巻町長は「15年の間に100ヘクタールが開発された」とその驚きの数字を明かした。100haと言ってもピンとこないが、東京ドーム約22個分と言えば驚く広さだということがわかる。その失われた森には、どのくらいの動物たちが暮らし、希少な植物や昆虫が存在していただろうか。

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