
令和2年11月、町民、別荘所有者へのアンケート調査も行われた。
(最多数を掲載 僅差の項目は複数)
●過去1年の間に町役場へ何回訪れたか
●訪れた理由
町民 住民票や印鑑証明など 44% 別荘民 税金関係 35%
●不便に感じたことは
町民 待合スペースが利用しにくい 18%
窓口・部署が分かりづらい 17%
別荘民 訪れたことがないので分からない23%
特に不便はない 22%
●新庁舎に重要な機能は何か
町民 手続きしやすい機能 20%
別荘民 防災拠点としての役割 28%
●新庁舎の在り方として重要な点は
町民 利用しやすく利便性を確保した庁舎 39%
別荘民 防災拠点としての庁舎 37%
●その他の意見
【町民】
・建物は問題なし、課題は情報公開、住民参加などの行政サービスの対応。
・職員の対応。温かく対応してもらえない
・職員の態度が悪い。
・職員の不勉強
・旧態依然とした書類や捺印の多さ
・縦割り対応
・国道へ出づらい
【別荘民】
・軽井沢らしさは感じられない
・行くまでの渋滞
・箱よりも行動を改善してほしい
このアンケート結果から見えるのは、町民も別荘民も役場へ行く機会は意外と少ないことが分かる。別荘民に至っては半数以上の人がここ1年の間に1回も行っていない。
町民の意見には、「建物より職員の親身な対応が必要」「建物は問題なし、課題は情報公開、住民参加などの行政サービスの対応」など、「職員の対応」に関する声が多く見られる。
別荘民は「行ったことがないのでわからない」という人が多いだけに意見はあまりなかった。30年以上旧軽井沢の別荘で過ごしてきたMさんは「行く機会がない場所なのに、私たちの税金が高額の建設費に使われるのには不満があります。それより自然を守ることに使ってほしい」と不満の表情を見せた。