町長が一流のデザインと挙げた看板は「お団子看板」

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町長が一流のデザインと挙げた看板は「お団子看板」

国道18号線を走るサイクリング用の看板。「歩道を走ってください」と書いてあるが、文字が小さくて見えない。町長はなぜ、これを一流の看板と言うのか。

国道18号線沿いに設置されている「お団子看板」。文字はかなり小さくて、自転車の速度では読めない

3月14日の予算委員会で「1千万円の町の曲」が問題になった際に、「軽井沢は一流でなければならない」と町長は述べ、「一流は素人とは違う。看板も素晴らしいものができた」と例にとって挙げたのがこのサイクリングの看板。しかし、この通称「お団子看板」は実はとても評判が悪いのだ。なぜなら、小さめ円形デザインのため文字が小さく、サイクリングしている人には何が書かれているかわからない。「歩道を走ってください」という文は認識されず、そのまま国道を走る人が多い。「看板の目的を果たせないのに、一流の看板?」と、首をかしげる人は多い。当時観光協会長だった藤巻進さんは何を基準にこのデザインを選んだのだろうか。離れたところから文字が読めるか確認はしなかったのだろうか。

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